センター試験 英語の心得・勉強法

1. センター試験で英語6割突破するための勉強法

センター試験の壁~英語6割の壁

【文法編】 配点から考えると長文のほうが比重は高いですが、文法が取れるかどうかは知識がちゃんと入っているかと、その知識が使いこなせているかの判断基準となります。 文法の点数が安定しない受験生の状況は ①ネクステージなどの問題集の定着率が低い、知識不足の状態 ②ネクステージなどは完璧に仕上がっているが、初見問題が取れない このどちらかにほぼ当てはまります。 前者であれば、参考書のやり直しや追加で補強を施していけばよいのですが、後者の場合はそうはいきません。 ただ戻ってやり直してもやり方が分かっていなければどうしようもありません。 では、どのように解けるようにしていけばよいのでしょうか? カギとなるのは正解の選択肢以外の間違いの選択肢です。 これらの選択肢がどういう状況であれば、正解であるのか、なぜ今回の問題では正解の選択肢が正解になるのかということを考える必要があります。 例えば、時制の問題が出ているとして、4択の答えが現在形、過去形、現在完了形、過去完了形で並んでいるとします。 選択肢の正解が過去形なのであれば、文中にyesterdayなどの明確な過去の表現があったことなどが解答の理由になると思われます。 初見問題が解けない受験生はここまでで終わっていることが多いです。 ここから、では現在形が正解になるのはどういう場合なのか。現在完了、過去完了の場合は?といったように他の選択肢が正解になるケースまで考えることで類題をまとめて覚えることができるうえ、単純に1問で4問分の演習量がこなせます。 その問題を解くための知識ではなく、その問題とほかの問題がどう違うのかを学び、判断基準を明確にしていくことを心がけ、初見問題に対応できるようにしていきましょう。 会話問題に関しては、自然な切り返しは前後関係で決まるので、答える部分の後でどんな反応をしているかを中心に読み進めるようにしてみましょう。 会話表現などを知らなくても前後関係で解ける問題が多いです。

整序問題は慣れていないとそもそもどうやって解けばいいのかが分かりにくい問題です。 まず整序問題自体の量をこなすこと、正しい形を音読すること、構文の参考書のやり直しを行い文の構造を叩き込んでおくことを意識しておきましょう。

【長文編】 英語の場合、高得点のカギは長文です。 文法が満点でも長文が取れないのでは5割を取ることも難しいです。 では、どのように長文の点数を取っていけばいいのかということを中心に書いていきます。 センター試験の英語の長文は第3~6問です。 各大問にはそれぞれに特化した読み方があります。 第6問はオーソドックスな内容一致問題中心の構成ですが、3~5問は、傾向は変わるもののそれぞれ特徴ある文章と設問構成になっていることは変わりません。 新傾向になっていても大問ごとの読み方に大きな変化はないので大問ごとの読み方に慣れていれば高得点を取ることは難しくありません。 3,4,5問はそれぞれの文章に特化したやり方でかなり時間短縮ができるので、余った時間で6や文法にまわすことができます。 短い時間で解くためにはここで時間を削るのが非常に大事になってきます。 まずは傾向に慣れておきましょう。そのためには、過去問を大問ごとに通して、どこで解答を選べるのか、本文をどのように読んでいけばいいのかなどをつかむ練習をしておきましょう。 ただし、大前提として時間内に解ききれるだけのスピードと、訳せるだけの知識が入っていることは必須です。

2. センター試験で英語8割突破するための勉強法

センター試験の壁~英語8割の壁

英語は全科目の中で比較的高得点が取りやすい科目です。 配点の高い長文が時間内に解けるようになれば正解できる難易度という点が大きいです。 国語に比べると文章ははるかにやさしいので基礎さえしっかりできていればそれほど難しい内容ではありません。 というわけで8割のポイントは「長文問題で満点(最低でも各大問をワンミスでおさえる)を取る」です。 このためには6割の際にも話した各大問の対策がカギになります。

昨年の問題を参考に各大問の対策を考えていきましょう。

  • point: センター英語 第3問

A・・・下線部の意味を推測 下線部の内容を文脈から判断する問題です。 本文の内容が要するに何を言いたいのかということと選択肢をちゃんと訳せるかどうかがポイントになります。 この問題は選択肢の間違いがかなり露骨です。 なぜかといえば微妙な選択肢にしてしまうとそうとも取れるんじゃない?という反論が出てしまうためです。 このため、選択肢の内容がちゃんと訳せていればはっきり違いが分かるはずです。 本文の内容が読めなかったといってあきらめず選択肢をちゃんと訳してみましょう。 B・・・関係ない文章を探す 新傾向の問題ですが、明確に話がつながらない内容が挟まっているので、文章が正確に読めていればそれほど苦戦はしないと思います。 文章の難易度自体も高いわけではないので、あせらず正確に訳して前後関係から違和感がある文章を探していきましょう。 C・・・文挿入 ディベート問題では1つのテーマに対して賛成・反対などを読み取る問題ですが、基本的にそれぞれの意見を整理・比較することができればすべての文章を訳さなくても解くことができます。 その中で「なぜ賛成なのか」という部分にしっかり注目しておきましょう。 これは一般常識を問う問題ではなく、その意見の人の理由を答えるので本文の理由に即した答えを選ばなければいけないということを考えておいてください。

  • point: センター英語 第4問

A・・・グラフ・データ この問題は段落ごとに書かれている内容が決まっているので何を聞かれたらどこを見ればいいのかというのがすぐにわかります。 大まかな流れは「実験を考えるまでの経緯→実験の目的とやり方→具体的な結果→結論」という流れです。 選択肢の質問に応じてどの部分を読めばいいのかを見極めて読むようにしましょう。 B・・・広告 広告問題の選択肢はひっかけが非常に多いです。 値段や対象、条件、日程などの部分はしっかり整理しておきましょう。 文自体は易しいので条件整理ができていれば正解はしやすい問題です。

  • point: センター英語 第5問

イラスト問題を含む内容一致問題 第6問と同じく、長文を読む力がちゃんとついていて、時間が足りれば十分対応できる難易度です。 ただ、第6問に比べ文章が短めなため、内容をちゃんと読めていないと読み間違いを起こしやすい点が注意です。 また、イラスト問題が出題されるため、その問題だけはイラストの説明がされている部分をしっかり確認しながら、イラストのどの部分に注目すればいいのかを考える必要があるなど大6問

  • point: センター英語 第6問

長文読解 ここまでどれだけ時間を残せたかというのがポイントです。 文章が長いのでどこが解答の根拠になるのかが非常に分かりにくいです。 内容を覚えておける自信が無い人はまず、設問の問題部分だけ一通り読んで、何に注意して読み進めればいいのかを意識しておきましょう。 他の大問とくらべて形容詞などの1ワードで正解が分かれる場合も少なくないです。 間違えにできそうなポイントはしっかり本文をチェックしておくようにしましょう。

3. センター試験と一般入試の違い(英語編)

センター利用入試の場合、志望校がどこであろうとセンター試験の内容だけを勉強すればよいのですが、一般入試はそうはいきません。志望校に応じて様々な出題形式の対策をしなければいけません。 では、どういった出題がされるのか見てみましょう。 まずはセンター試験で出題される問題です。解答方式はオールマークシートです。 ★センター試験英語★

第1問・・・発音、アクセント 第2問・・・文法4択、会話表現、整序英作文 第3問・・・長文(意味類推、意見要約、文補充) 第4問・・・長文(図表、広告) 第5問・・・長文(ヴィジュアル問題を3題) 第6問・・・長文読解 + リスニング

見てわかるように長文の量が非常に多いものの、一般的な英語の問題といった形式のもので作られています。 では一般入試ではこれに加えてどのようなものが出題されるのでしょうか? ★一般入試でにあって、センター試験で出題されないもの★

文法正誤問題(例.早稲田大学商学部) 定型英作文 自由英作文 空欄補充 要約問題(例.青山大学国際政治経済学部) 和訳問題 説明問題(例.慶応義塾大学文学部) 段落整序(例.東京大学) この辺りの形式が追加されます。 マークシートが記述・論述ありになることで増えるものが多いです。 当然、どの問題もそれに応じた対策は必要です。 さらにセンター試験で出るような形式のものも出るのでこちらもやった上で対策をしなければいけません。 難関大学や国立大学ではこういった形式が増えます。

しかし、難関大学でもこういった形式が追加されず、オールマークシートのところもあります。 有名なところでは、慶応大学の法学部や上智大学の法学部です。 では、この辺りの大学は英語が簡単なのかというとそんなことはもちろんありません。

難しいマーク問題というのは下手な記述よりよっぽど怖いです。 なぜなら、難しい問題でも部分点を取れる解答は書ける場合があるのですが、マークの場合そういった救済がいっさいありません。

慶応レベルの問題で正解をしっかり選ぶのはかなり厳しいです。 こういった大学、学部に応じた対策は過去問をしっかり調べた上でやる必要があります。 難しい文法をひたすらこなしていたが実は長文問題しか出ない大学だったなどという悲しい結果にならないよう、自分の志望校の出題形式はしっかり調べておきましょう。

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