経営学部でお勧めの大学は?対策方法は?
■受験対策とおすすめの経営学部について
まず国立と私立のどちらの経営学部を目指すのかによって大きく受験対策が異なってきます。
国立大学経営学部(学科)を目指すのであれば、センター試験対策がメインとなり数学を含む5教科の幅広い対策が必要です。
一方でセンター試験で80%を確保できれば十分であることから、広く浅く対策することが基本方針となります。
私立大学経営学部(学科)を目指すのであれば、3科目ですので狭く深い対策をすることが求められます。
一般的な偏差値で比較すれば、 科目数が少ないこともあり私立大学の方が高くなる傾向がありますが、 短期間での合格を目指すなら数学が無い私立大学の方が逆転合格を 実現しやすいでしょう。
一番避けたいのは、、国立と私立の両方を視野に入れた受験対策をした結果、どっちつかずの中途半端な対策になってしまうことです。
ひとつの目安としては、やはり国立大学を目指すのであれば高1、2年生の時から、受験対策を少しずつでも開始しておきたいところです。
高3で部活が終わってからの受験勉強を開始するのであれば、私立大学の3科目受験に絞って勉強することをお勧めします。
受験のコストパフォーマンスとしては私立大学に軍配が上がりますが、入学後のことを考えると国立大学にもメリットがあります。
経営・商学部系の学生は公認会計士や税理士を目指して、大学と資格専門学校のダブルスクールに通う学生が多数存在します。
国立大学の場合は、もちろん大学の学費が安いですので、ダブルスクールに通いやすい、という金銭面でのメリットがあります。
また、周りの環境面でもメリットがあります。
国立大学の方が比較的高1・2年生の時から真面目に勉強してきた生徒が多いですので、勉強する環境としては国立の方がいいと言えるかもしれません。
人は環境に左右されやすいので。一方で、ダブルスクールに通うことを前提で考えた場合は、立地も大事な要素となります。
やはり首都圏を中心とした大都市圏に資格の専門学校は集中しており、 看板講師の授業を受講できるメリットもありますので、都心にある早慶MARCHの学生が有利とも言えます。
結局のところ、一概にはどこの大学がおすすめ!とは言えませんが・・・ 高1・2年生であれば、関東なら国立の横浜国立大学、関西なら神戸大学の経営学部へ高3年生であれば、私立の早慶MARCHの行けそうな偏差値で校風が好きなところ^^
を目指して勉強するのが無難な結論となります。
個別具体的な相談については、 是非、無料の受験相談にお越しください!