旺文社　数学Ⅲ　標準問題精講

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今回は、大手予備校の代々木ゼミナール（代ゼミ）の 木村光一先生が著者の1冊「数学Ⅲ　標準問題精講」です。この問題集は、センター試験の標準レベルから私大や国公立2次の標準までの難易度を想定して、入試頻出問題やパターンをしっかり演習し、実力を養成するための１冊です。出題率の高い重要類題を「演習問題」としてとりあげているため実践力を完璧なものに仕上げられます。解き方や解法パターンの解説が詳しいので、自学自習で数学の問題演習量をアップさせたい生徒向けです。＊　古い表紙と新しいものを載せています（下が新しい）。

解答の前に詳しい解説部分(精講)があります 'VＣの基本の部分からの解説ですそして解答の後にはしばしば研究という部分があり、違ったアプローチをしています解答の流れをまとめた解法のプロセスという部分があり、復習もしやすいです問題を解く上で必要な感覚を紹介してくれています

解答の前の「精講」という解説部分が非常によく出来ています。わからない問題がここを読むと出来てしまう事もあるほどです。それだけにわかった気になってしまう危険もありますが。レベルは結構高いので、数学が苦手な方は下手に手を出さない方が良いでしょう。私の数学の苦手な友人も結構苦しんでいますので(苦笑) もちろん、ある程度入試基礎にメドがついた方が標準問題を網羅するのにはうってつけの本です。